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夜は短し歩けよ乙女&トレインスポッティング2感想(ネタバレ)

ネタバレ注意である。4月8日夜は短し歩けよ乙女&トレインスポッティング2を見てきた。

本命はトレインスポッティング2で、夜は短し歩けよ乙女は何となく四畳半も見てたし公開したばっかだからという事で見に行った。

結論から言うが両方ともとても満足できた。

予定や勤務を考えると今しか行けないということで夜勤明けに行ってきたが、今思うと無茶苦茶なことしたと思う。

10時に帰宅し、10時半に入眠。予定では14時ごろに起きるつもりだったのだが、やはり疲れていたのか14時半に起床。

ちなみに最初に見る予定の夜は短し歩けよ乙女の上映開始時間は15時15分からで、アパートから映画館からは車で30分強かかる。

それでも予定の事を考え行くしかねぇという事で行った。脳内計画では上映開始ギリギリには間に合うはずだったのが、

仕事柄曜日感覚が無くなっており土曜日という事を忘れており渋滞に巻き込まれ映画館に着くのが遅れてしまった。

めちゃくちゃイライラしてしまったのだが、それでも全力疾走し15時18分頃滑り込みで上映の席に着くことが出来、

まだ、映画泥棒やら帝一の國の宣伝をやっており上映には間に合ったのだが、もう少しで上映開始という頃に

めっちゃ息切れさせたキモオタクが入ってきたということで周りにはご迷惑をかけてしまったと思う(笑)

と、自分の話はここまでにしておいて映画の感想に移ろう。

夜は短し歩けよ乙女

原作未読でしたがとても楽しむことが出来た。関連作というか森見登美彦作品は

四畳半神話大系の小説とアニメくらいしか見れてないが、スターシステムいうか同一世界観として四畳半からたくさんキャラが出てきていた。

テーマというか作品の言いたいところとしては、「何かを掴みたいなら、何者かになりたいならまず行動することが大事」「人と人とは好むと好まざるとに関わらず影響し合って生きている」「人生は長いように見えてとても短いのだから後悔だけはしないように生きろ」ということだと私は考えた。

とここまでならよくある青春映画なのだが、この作品はぐるぐると変わるアニメ的な表現に特化しており視聴者を飽きさせないのと同時に、わかりやすい演出でするっとテーマが染み入ってくる。

主人公役の星野源の声も切実さが伝わるような声で自分は好きだった。後ロバート秋山が妙に声優として上手かったのが印象的。

黒髪の乙女も魅力的であった。四畳半の明石さんの方がもっと好きなんですけどね。

とにかく後味も爽やかで良く娯楽作品として満点である。ぜひまた時間あるとき見たいなぁ。ブルーレイ買おうという気にさせられた。

トレインスポッティング

これは前作が個人的にめちゃくちゃ好きだったので、続編発表時は不安もありながらとても期待して待っていたのだが、本当に良かった。

いないとは思いますが前作を見ずに今作を見るのは全くおすすめできません。良さの8割ぐらい無くなってしまうだろう。

後前作を見てからある程度の期間を開けてから見て欲しい。

前作のラストが主人公のレントンが仲間たちを騙して16000ポンド持ち逃げし、これからの希望と挫折を匂わせて終わっていたが

今作はキャラ達と同じように年を食ったキャスト達が演じるそれから20年後の話である。

20年経ってレントン・シックボーイ・スパッド・ベグビーが幸せになれたか?なれる訳が無い。

4人とも昔に固執し、結局20年経っても変わることが出来ずに、時代にも適応できず、若い頃と違いもがくことも止めた割には足を引っ張り合うオッサン達としての姿が描かれている。

レントン目線で描かれていた前作と違い、今作は群像劇となっており誰が主人公と言うのは無いのですが、あえて言うなら新キャラのヴェロニカですかね。

キャラ全員の心情描写がかなり丁寧であり、前作の補完もしつつ「トレインスポッティング」の終わりに向かっていくのは本当に良かった。

ヴェロニカと4人を対比させながらヴェロニカには前作と同じテーマである人生を選べと言いつつ、

4人はもはや人生を選ぶことが出来る時間は終わってしまったが、それでも、それでもここで生きていくという強いメッセージを感じた。

後今作のレントン(マーク)とシックボーイ(サイモン)の悪友関係本当に性癖だった。お前ら好き合いすぎるだろ。

音楽も演出もさすがダニーボイルも言うべきかキレキレであり、前作のセルフオマージュも多かった。

好みだったのがセリフであまり語らず(語ってる場面もありますが)、画で語ることが多くダラっとしていなかった。

ほぼ完ぺきな続編だったが、ただ1点。映画自体には文句はないのですが、個人的なことでそれは自分がレントン達と同じ歩みが出来なかった事。

私が前作を見たのはせいぜい5~6年前。大学生の時です。前作公開時は幼稚園ぐらいでした。

そして私も大学を出て就職し、社会と何とか接点を持ちつつ挫折なんかも味わっていたところに今作上映の知らせでした。

それでもかなり染み入ることが出来たのですが、やはりレントン達と同じぐらいの年に前作を見て、そして同じだけ年を取って今作を見た人には適わないでしょう。

今作は観客も巻き込んだ同窓会映画です。私もそれに参加したかった。ただそれだけです。