気になっていたプロメアが評判が良いので、今日の昼頃見に行ってきました。
感想としては、スタッフを見て期待・想像していたものと同じものがキチンと出てきて、
それが今までの3割増しで良かったという感じです。
想像していたものと同じものがちゃんと出てくるっていうのはとても凄いことだと思います。
製作陣と視聴者の信頼関係が無ければ出来ないことですから。
プロメアというのはプロメテウス+テロメアの造語でしょうか。デカい枠組みとしての「火」と「細胞」かなと思いました。
内容としてはグレンラガン・キルラキルの製作陣と同じという事で"いつもの"のだと思っていただければ相違ありません。
ロボットは出てきますし宇宙にも行きます。フォント芸もありますしいつものポーズを取るしライバルと共闘する。
手癖と言えばそこまでですが、もはや様式美があります。これが見たかったんだよ!
外連味たっぷりの演出過多の画面と王道の物語。
中嶋かずきのハッタリの効いたセリフ回しに澤野弘之の世界観に合いつつも凌駕する音楽。
とにかく楽しい作品でした。面白いってことはやっぱり良い事だなと再確認させられました。
ただ一つだけ残念なのが俳優陣の演技です。
主要キャラの声は俳優を起用しているのですが、W主人公の声が少し気になってしまいました。
思ったよりは悪くはないのですが、やはり叫び声なんかになると周りの声優陣のキャラに比べると浮いてしまっていると感じました。
映像も音楽も気持ち良さに特化した今作だからこそ、僅かなノイズも気になってしまいました。
堺雅人はアレはもう当て書きだと思うので全く問題無かったというか、元より戦闘妖精雪風なんかでも声優やられていますしね。
さすがに上手かったです。
プロメアを見ることが出来て本当に良かった。
3月にスパイダーバースを見て、もうこれ今年のアニメーション映画の最高峰すぎるだろ…と思っていましたが、
5月にプロメアは所々で匹敵するような熱量を感じました。
3月にスパイダーバース、5月のプロメアを続けざまに見れる私たちはとても恵まれているというか幸福だと思います。
世の中にはこのような面白い物がいっぱいあると改めて知れた。それが嬉しい。面白いという事は良い事です。
一生面白さを摂取して生きていきたいなと思いました。