SIGHtseeing

ゲームブログです。

好きなインディーゲームのローカライズ・パブリッシング担当メーカーについて

現在PC・PS4・スイッチなど海外のゲームに触れる機会も多くなっており、全くしたことのない方は少ないのではないかと思います。日本のゲームと比べるととっつきにくかったり、ハードルの高さがあるのも分かりますし、システム面でも洗練されていないモノも多いです。

しかし、変わらない部分としてゲームに対する熱量や面白さは全く引けを取らないと思います。

その中でも今アツいインディーゲームに関する紹介をしていきたいと思います。

フライハイワークス

台湾系日本人の黄政凱氏によるローカライズ・パブリッシング会社です。

有名なタイトルではゴルフストーリー・スチームワールドシリーズ・神巫女 -カミコ-などがあります。

このメーカーの特徴は黄社長による目利きがとても優れているところです。正直ローカライズタイトルで外れだったことがありません。そしてローカライズの出来が良いところです。もし他ハードでも同じゲームが出ているけど、フライハイワークスがローカライズしたものはスイッチ版のみということもありますが、そういった場合はフライハイワークスを選んでいます。

またゲームショウなどでもより多くの方にゲームを遊んで欲しいという信念から大量のハードを持ち込んで、待ち時間を作らないようにしていたり、自社ゲームが制限なく遊べるフライハイカフェという事業も最近始められています。黄社長はYouTuberとしても活動しており色々なゲーム配信を行ったり、様々なインタビュー記事やシシララ等などでの連載記事からもゲームとプレイヤーへの真摯な姿勢が伝わってきており応援したい会社の一つです。

ハチノヨン

ハチノヨンはスーパーマリオブラザーズ最終面である8-4から取っているということからも分かる通りゲームに特化したローカライズ会社です。有名な作品はUndertale・ショベルナイト等です。ここの特徴としてはとにかくローカライズの質が高いということです。

最近でもCelesteがPS4に移植される際にハチノヨンにより再翻訳が行われたということから分かるように業界からも信頼が厚く、プレイヤーからもローカライズがハチノヨンなら何にも心配する事ないなという安心感があります。パブリッシングは今までしてこられませんでしたが、Undertaleが初パブリッシング作品となります。PC以外のゲームハードにUndertaleを移植しようと提案したのもハチノヨンみたいなのでオタクとしては感謝ですね‥‥。

PLAYISM

PLAYISMは国内外のインディーゲームをパブリッシングしているプラットフォームです。主な作品としてHyper Light Drifter・Night in the Woods・VA-11 Hall-A・返校等です。日本の自分らが世界中の面白いゲームをプレイ出来ているデカい要因の一つです。

本当にありがとう‥‥。皆さんもPLAYISMから配信されているゲームを何個かしたことがあるのでは無いでしょうか。かなり幅広く移植される作品があるので、その中でも自分が気に入る作品があると思いますし、個人的に面白いゲームばかりパブリッシングしてくれてるなという印象です。これからもVA-11 Hall-Aの続編のニルヴァーナやOrangeblood・ネクロバリスタ・Outrider Makoなど面白そうなタイトルが控えており、今からワクワクとしています。

架け橋ゲームズ

架け橋ゲームズはローカライズとパブリッシャーサポートを中心に活動されており、パブリッシング名はディベロッパーのままということが多いです。主なタイトルはGRIS・Dead Cells・Battle Chef Brigadeなどです。皆さんも調べてみればどれか一つは架け橋ゲームズがローカライズしたゲームをプレイされていると思います。多くのタイトルのローカライズを引き受けており、その翻訳の質も高くて信頼しているのですが、最近妙に翻訳の出来にムラがあるように思います。公式サイトを見る限りでは今年度もかなり多数のローカライズタイトルがあります。今の海外インディーゲームのローカライズ状況を鑑みるに架け橋ゲームズが担当してなければ触れられていないゲームもたくさんあるため、これからも頑張って欲しいです。

などです。上記に挙げた会社以外にもローカライズ・パブリッシング担当はたくさんあります。

ですが、あまり翻訳に力を入れていなかったりするところもあり、日本で出してくれるのはありがたいけど、

これじゃせっかくのゲーム体験が阻害されてしまうというケースもあります。

なので、この記事で上げた4社を参考にしつつ、自分なりの面白そうなゲームを探していくのも良いですし、

翻訳家の方はフリーで活動されていることも多いので、様々な会社にまたがって信頼できる翻訳家を追ってみるのも良いと思います。この記事に出ている3名は現在最前線で活躍されていますし、その翻訳技術もとても信頼出来ますのでこういったところからも触れていくのも良いかな~と思います。