ソーシャルゲームをプレイし始めて2年くらい経ちました。
私が現在並行プレイしているタイトルは4つあります。
何やかんやでFGOが一番プレイ時間が長いかもしれません。
シナリオの出来も平均してまぁまぁ高めであり、新章や新イベントなんかは開催されると普通に楽しみです。
新キャラが出てきても、さすがのキャラ立ちのさせ方だと唸る時もあります。
戦闘は作業感が強すぎて未だにあまり楽しめていませんし、イベントも他のプレイヤーに比べると周回していません。
BOXイベントも合計10箱くらいあけて飽きてしまうなど、ぬるくやっています。
最近はシステムやUIの改修にも力を入れ始めていますし、ガチになると果てのないタイトルですが、
ぬるくやる分には結構楽しめるゲームだなと思っています。
②メギド72
これは本当に面白いゲームでシナリオ・バトル・BGM(楽曲)・キャラ等良いです。
公式はバトルを推したいみたいで、確かに独自性のあるバトルは他にはなく、
様々なキャラをその時その時の戦術や相手に合わせて組み合わせて戦うのはかなり面白いです。
メギド72で一番滾るのは初見の敵をどうやって倒すか試行錯誤している時ですね。
考えて「これでいけるんじゃないか」と思ったパーティーが上手く噛み合って強敵を撃破した時は脳汁が出ます。
ですがバトルよりも、もっとおすすめしたいのがシナリオです。
ファンの中ではライターは複数いると言われていますが、そうだと思います。
ソーシャルゲームのシナリオは一人で担当するのは無理ですし、そもそもシナリオのクオリティが高いのですが、
その中でも出来にバラつきがあるのを感じられるからです。
メインライターだと思われる方が主に書いているメインストーリーは本当に面白く、
味方だけでも100人以上のキャラがいるのに、キャラの関係性も多層的で濃くそれを破綻させずに動かして、
見せ場もそれぞれ作りつつ多角的なシナリオを描いて群像劇として成り立たせる。これは並大抵のことじゃないです。
今現在のゲーム、ソーシャルゲーム以外を合わせても最高峰のシナリオであると言えます。
しかし、個人的なことですが最近は所持キャラがかなり増えてきた関係上ガチャを引いても被りばかりで、
新規キャラが出ることが少なくなってきたため、少し気持ちが離れ気味かもしれません。しかしかなり推しているゲームです。
③アークナイツ
最近(半年前)に始めました。初めて大陸系のソーシャルゲームをプレイしていますが、面白いですね。
印象としては全てが高い水準にあるという事です。大陸版が先行でまだ日本でリリースされて1年くらいしか経っていませんが、リッチな作りをしています。
キャラも2週に2~3人ずつ追加されていますし、システム面もユーザーフレンドリーで不満点はありませんし、
何かあっても段階的に改善されています。UIもスタイリッシュで見やすく使いやすいですし、イベントになるとそのイベントに合わせた画面作りで雰囲気作りも上手いと思います。
正直システム面に関しては、バトルは自動操作ではなくスキップをさせてくれという事以外の一つも文句のつけようが無いです。
アークナイツはいわゆるタワーディフェンスゲームで難易度は高めであり、配置場所や配置する順番・スキル発動のタイミング等の戦略次第で同じメンバーでも楽勝だったり、惨敗したりということがよくあります。
また素材集めの周回はスキップは出来ませんがメギド72と同じく、一人も拠点に侵入されない(完全クリア)すると、自動操作で簡単に出来るようになっています。
キャラやシナリオの方も最初の方は薄味かなと思いましたが、例えばこの間の「ウルサスの子供たち」や現在行われている「闇夜に生きる」など骨太なシナリオが揃ってきています。
中国で作られているため、日本産のゲームとは比べ物にならない表現への規制等があると思いますが、その中で出来ることスレスレをしている印象です。
ストーリーも民族的な対立と社会の構造を主軸にしており、これも多民族国家である中国らしいなと思っています。
まだ1周年にもなっておらず、これからのゲームだと思うためこれからも注目していきたいです。
このゲームが一番歴が浅く初めて2~3ヶ月と言ったところです。このゲームはキャラクター・シナリオ・イラストがとにかく良いと聞き、それならばやらない訳にはいかないという事で始めました。
実際に始めてみて日々驚かされています。システム的にはプロデュースは好きなパワプロそのまんまって感じで始めやすかったです。まだ一人もWING優勝できていませんが‥‥
まず、キャラクターについてですが、自分はアイドルマスターをプレイするのが初めてのため今までのシリーズとの比較は出来ませんが、想像していた以上にキャラクターに厚みがあると思います。
こういったゲームはかなりアイドルを属性によって記号化させているのではないかと思っていたのですが、一切それがなく人物像が立体的です。
一人の人間として描かれており、現実にこういう人いるなという実感と、「フィクション」を上手く融合させており実在性が高いと思います。
またシナリオも文学的と言ったら何ですが、かなり行間を読まなくてはなりません。ソシャゲ的なセリフの掛け合いだけで完結するのではなく、その人物のパーソナリティに沿って場面が進行します。
そしてシナリオライターのレベルが高く、教養を要求されたり暗喩・モチーフを使ったシナリオは難解だなと思うこともあり現代文の授業をしているような気分になります。
例えばノクチルのメンバーの樋口円香のストーリーで、オーディションの控え室で、周りのアイドル達が失敗して泣いている(アイドルに真剣・燃えている=燃焼)のを見て息苦しくなるというコミュのタイトルが「二酸化炭素濃度の話」(しかもストーリー中に説明は無し)と言うのはちょっと凄くないですか?
イベントストーリーのレベルも高く、まだ始めたばかりなのでアルバムの鍵で評判の良いイベントを読んでいるのですが、時事ネタを取り入れつつ説教臭くならずにアイドルモノでしか出来ないような内容が多く驚かされています。
特にmany screens、ストーリー・ストーリー、アジェンダ283、そして現在開催中の明るい部屋等は現在だからこそのストーリーテリングでかなり面白いです。もっとアルバムの鍵欲しいですね。
またイラストも構図や演出がかなり素晴らしく、アイドルモノらしい顔面がバーンと映ったものばかりではなく、イラスト中でキャラが平等に扱われていたり、普通に見切れていたりするので誰がメイン?となることも多いです。
シナリオと噛み合ったイラストが多く、唸る表現が多いです。面白いものがしたいという方にはおすすめです。
ここまで4つ紹介しましたが課金はFGOの福袋やメギド72で欲しい衣装や指名チケットが出た時くらいなのであまりお金をかけずに出来ています。
ソーシャルゲームということで敬遠されている方も多いかもしれませんが、面白いものは面白いのでぜひ機会があったらしてほしいですね。