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ゲームブログです。

新型ニンテンドースイッチの噂について

近年ニンテンドースイッチの新型が出るという話が度々聞かれる事もある。以前は根拠のない噂の側面も大きかったが、最近では私もただの想像に過ぎないが今年中には新型スイッチの発表は普通にあり得ると考えている。ただ、後継機ではないのは確実だろう。今でも普通に品切れが起こる発売時から売れ続けているスイッチを捨てて後継機に移るメリットが一切ないからだ。たとえ後継機にスイッチソフトの下方互換を付けたとして、新しい規格のソフト開発をするのはリスクが高すぎる。それなら現行のスイッチで十分じゃない?と思う人も多いだろうが、最近ではソフトに対してスイッチマシンパワーが足りていないと思われるタイトルも増えてきた。例に挙げると、ゼルダ無双 厄災の黙示録・ブレイブリーデフォルトII・牧場物語オリーブタウンと希望の大地など最近発売されたタイトルである。任天堂開発の作品は開発陣がスイッチを知り尽くしているからかそういった事は少ないが(厄災の黙示録はコエテク開発です)、最近サードパーティー製のゲームはロード時間が長い・処理落ちが目立つ作品が増えてきている印象である。また私はハード・メーカー問わずにプレイするし、決してゲハ民ではないが、PS4・PC等との横マルチのゲームはスイッチ版の最適化が上手く出来ていないのか、描画されるオブジェクトが少なかったり、グラフィックが荒くなっていたり、fpsが低下していたりすることもさすがに無視は出来ない。スイッチは売れ続けているとはいえ4年前(そんな事言ったらPS4も7年前なのだが)のゲーム機である。初期開発タイトルは良かったとは言え、ゲームの開発は当たり前だが年を増すごとに容量や処理数が増加していく。それならハード側もゲームソフトが高品質で最適なゲーム体験が出来るように性能を上げていくのは普通の考えである。

そもそも4年というのは次世代ハードに移ってもおかしくない頃合いでもある。WiiUは売れ行きが良くはなかった事もあるが、スイッチに5年でバトンタッチしている。しかしスイッチは前述の通り売れ続けているため、性能を上げるといってもPlayStation 4 ProやNewニンテンドー3DSのようなバージョンアップ版になると考える。その上でもし新型スイッチが登場するなら、今までと比べ改善してほしい点が4つある。

 

Joy-Conについて

Joy-Conに搭載されたHD振動モーションIRカメラ、おすそ分けプレイは新鮮な体験をもたらしてくれましたが、現状のJoy-Conは壊れやすく、小さいとあまり快適とは言えません。私自身Joy-Conを使用しなければならないソフト以外では別のコントローラーを使用しています。もう少し大きめで(本体に付けたり、おすそ分けがあるのでそこまで大きく出来ませんが)、特にスティックの耐久性を上げて欲しいと思います。またにJoy-Conでゲームをプレイするとキャラが勝手に動く現象なども見られます。

 

②ゲームの処理について

これは上記した高性能化を達成できれば、同時に解消すると思います。例に挙げるとTVモード携帯モード共に1080p、60fps達成してほしいなと思います。このままスペックが低めのままだと、現在PS4とのマルチ販売が多いですが、これから現行機としてどんどんソフトが増えていくであろうPS5や新型Xboxとの横マルチが最適化の手間だったり、ゲーム体験の明らかな差異により無くなり、WiiU時代の頃のように、サードパーティーのゲームがほとんど出ないという事になりかねないので、最低でもPS4 Pro並の性能があってほしいなと思います。

私個人の意見としては、ソフトはマルチ販売は行わずに、そのゲームの持つ最高の体験(スペックだけの話はしてないです)が出来得るハードでのみ発売してほしいなと思います(そのためならハードなんてなんぼでも買うので)が、普及台数や、販売本数を考えると出来ないのだろうなと思います。

 

③有線LANアダプターの標準搭載

スマブラでは桜井政博氏が有線接続を勧めていますが、それなのにスイッチにはLANポートが無く、有線接続のためには有線LANアダプターを買わなければなりません。その他にもスイッチの普及台数からもオンラインマルチプレイを行う人はたくさんいると思うので標準搭載してくれたら良いな~と思います。

 

④ホーム画面のカスタマイズ

スイッチではインディー作品も多く発売されており、3DSWiiU以上に購入しているソフトが多いのですが、あんまりソフトがあるとどこに何があるか分からないので、3DSWiiUでもあったソフトのフォルダ機能を付けて欲しいです。というかこれは現行のスイッチでも普通に早めにアップデートで対応してほしいところです。

 

ゲームハードでこういった性能面について言うと、ゲームの性能ではなくアイディア力やゲーム体験の楽しさを追求してほしいだったり、これ以上グラフィックは綺麗にならなくても良いというよく分からん意見が出がちであるが、低い性能ってのは、そのアイディアを忠実にゲームに反映させたり、ゲームを楽しくストレスなく体験する事を阻害してしまう要因の一つだと思うのですが。グラフィックでも近年では古き良きを体現したオクトパストラベラーや新作トライアングルストラテジーがあるが、それらも昔の作り方のまま作っている訳ではなく、現在のエンジンで今風に製作しているのだし、往年のJRPGをリスペクトしているブレイブリーシリーズもブレイブリーデフォルトIIでロード時間の問題が存在する。どんどん進化していく現代にゲームは開発されているのだから、現代に見合ったハード性能というものがあると私は考えている。