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TCGよく分からないけどプレイしてみたInscryptionクリア感想&個人的簡易攻略メモ(ネタバレあり)

巷で噂のSteamで配信中のゲーム「Inscryption」をクリアしました。非常に楽しく興味深くプレイしました。クリアまでかかった時間は10時間強です。

まだプレイしていない方はこのブログを読んでいないで早くSteamで購入しましょう。

Steam:Inscryption (steampowered.com)

私が購入した理由が10月終わり11月初め頃ツイッターで「Inscryption」の名前が増えだし、友人もプレイして良かったと書いていたため、面白いゲームにはとにかく目が無い自分はカードゲームというのも良く分からないまま11月初めに購入しました。そこから時間をかけてクリアしました。

下記からはネタバレありで感想を書いていくので注意してください。難易度が高くて進めないけど攻略サイトも全然なくて分からないという方も私なりの突破方法を書いておくので参考にしていただければと思います。

 

 

 

 

 

第1部 レシーパート編

初起動時最初に人の声がして、タイトル画面がニューゲームが選べずコンティニューしか選べない時点でなんかあるかもな‥‥と思いつつここではあまり深く考えずにスタートしました。まずカードゲームだという事をよく確認しないまま購入したためチュートリアルはありましたがルールの把握に時間がかかりました。

主なTCGであるMTG遊戯王もデュエマもほとんど通ってきておらずカードゲーム脳が一切出来上がっていないため第1部の時点では雰囲気でプレイしていました。最初はただRPGらしい体力と攻撃力があり、4列で隣通しが関係し、移動する。こちらがダメージを受けないように相手がカードを出してくる列に盾役を置くという概念もあるという事で無理やり変則のSRPGであるという解釈で頭の中で変換し何とかプレイしていました。似たようなゲームではSlay the Spireはプレイした事があったのでローグライクパートが出てきて、これは最近よくあるSlay the Spireフォロワーのゲームかな?と思いつつプレイしていました。

ところが序盤オオカミのトーテムのマスで負け、レシーからロウソクを取ってこいと言われ、カードゲームからいったん離れることが出来たのには驚きました。今までローグライクカードゲームをしていたはずだったのに別の操作のゲームが始まったのは衝撃でした。

そして初ボスである探鉱者と戦いました。ボスは2回倒さないといけないと知り絶望しましたが、探鉱者は2戦目でこちらのカードを金塊に変えてきて、それの対処をしているうちに1回目の敗北でした。敗北時には自分自身のカードを作るという事であったため最初はリスのコストとオオカミの攻撃力、カラスの効果飛行でカード(SIGH)を作りました。

そしてその後骨の効果を説明され、本編が始まりました。3D探索パートで何か行動するとカードゲームにも影響があるという事が分かったので、最初に調べられるだけ部屋を調べてカードを増やしました。1回目は負けてしまった探鉱者ですが、金塊にあまりならないように場に出すカードを絞り、金塊の列は金塊でガードしている間に手札を揃えて強いカードで突破出来ました。

次のボスは釣り人ですが、釣り針でこちらのカードを狙ってくる1戦目は仕掛けに気付いた後ターンの最後に出すカードをリスにするなどして突破出来ましたが、2戦目では1戦目で自陣に置いていたカードの目の前に餌バケツが来てしまい、何だこれと思って攻撃するとサメが出てきてしまった。自分も強いカードであったため何とかなるだろと思ったが圧倒的な攻撃力の前に撃沈。2回目に釣り人に挑んだ時は2戦目の突破方法として、餌バケツの前に来てしまったカードは強いカードでも生贄にして空いている列から攻撃する、餌バケツの前はリスをおいて攻撃しないという手段で突破しました。

3回目のボスである罠猟師と商人は非常に苦労したボスです。どちらかと言うと今までとは違い1戦目に苦労しました。1戦目は罠猟師らしくジャンプトラップという倒すと目の前にいる私のカードも破壊してくるというえげつないカードで、そして奇妙なカエルという倒すとそのジャンプトラップに変化する生物もいます。これの対策に非常に苦労しました。倒さないと相手の天秤を傾けられないが倒すとこちらのモンスターが破壊されるというジリ貧な状況で、そして1戦目を倒せたとしても皮をあまり持っていなかったのでその後商人が出してくる強力な生物に蹂躙され、ココで2回ほど敗北してしまいました。

しかし、敗北した時の自分のカードを作る場面でかなり良い引きをしたのか、リスの0コストでユラユゥリの体力7攻撃力7、そして飛行持ちのカードが作成出来ました(SIGH3)。そこからはわざとデッキの枚数を絞りそのカードが引きやすくして、引ければ勝ち確定のような状況を作れました。

結局罠猟師と商人を突破した方法は弱い生物で適度に罠を破壊しつつ皮を手に入れ、上記のSIGH3が手札に来たら3D探索で手に入れていたナイフで目を抉り一気に天秤を傾けて1戦目を突破し、その後手に入れた皮である程度相手の生物を買い取って空いた列にSIGH3を出して一気に勝つという方法でした。

その後レシーに挑む前の試練では、1回目の試練は突破し2枚ドローの恩恵を受けました。2回目の試練は時計の新たな謎解きが解けておらずリングが手に入っていなかった事や他の試練内容もクリア出来なかったので何も恩恵を受けませんでした。

しかし1回目の挑戦で突破出来たのはまず1戦目は相手の場にあるモースマンをアイテムのハサミで破壊し、マンティスゴッドの前にリスを置きます。そして次のターン強めのカード(自分の場合はSIGH3が来たので出しました)を場に出してマンティスゴッドを破壊します。この方法で1戦目は楽々クリアできました。その後もSIGH3が場を蹂躙し2戦目もクリア。3戦目の月戦は体力が多いだけなのでこちらも攻撃力の高いカードを場に出してジワジワと削ってクリアしました。ここまででもかなりやりごたえがあるゲームだと感じました。

またこのレシーパートを語る上で外せないのが、3D探索での謎解きです。上記の目を抉ると貰える魔法の目で見えるようになる時計の謎や実際にカードゲーム中に倒されて檻を破壊すると貰える狼、どんどん造形が変わりキモくなっていくオコジョとカメムシ、ルールブックに書いてある数字を入れると開く金庫など、カードゲームと謎解きが密接に関わっており、「これはどういう事なんだ?普通のゲームではないな」というカードゲームの面白さと共にゲームへのモチベーションを保ってくれました。上記にもリングを見つけられなかったと書きましたがクリア後に攻略サイトを見たら、自分の知らない小ネタや謎がまだたくさんありとても練り込まれているゲームと感じました。

 

そしてレシー撃破後に衝撃の展開が。なんとリアルのルーク・カーダーという人間が出てきてカードパックを開けたり、Inscryptionをプレイしようとしている映像がありました。マジで混乱してしまいました。謎解き要素などからただのカードゲームではないと思っていましたが、まさかココまでとは。今思うと一番最初の声はこの人の声だったのですね。自分はこういうゲームと現実が混ざるメタフィクションが大好物なので、ここから更にのめり込んだのですが、ただ単にカードゲームがしたかった人はここで投げるかも知れませんね。

そして映像を見終わると真っ暗すぎる部屋に放り出されどうにもならなくなってタイトルに戻るとニューゲームが出来るようになっていたので選択すると、また新たな舞台でした。

 

第2部 ゲームパート編

今度は最初にこのInscryptionの設定について語られ、今までの3Dグラフィックと打って変わり2Dの可愛らしいグラフィックになりました。ここでえぇ‥‥と面食らっていると4人のボスを倒して新たなスクライブになれと言われ初期デッキを選ぶ場面になったため第1部でも使っていたレシーの獣デッキにしました。

そこからは各エリアを回って簡単な探索と謎解きをしつつ手に入れたパックを開けてデッキを強化してという真っ当ぽいパートでしたが、個人的にはこの第2部の序盤が一番難易度的にきつかったですね。獣のスクライブを選んだので、最初は獣と死のエリアに行けるのですが、各手下3人はなんてことなく撃破出来ましたが、ボスのレシーとグリモラに全く勝てず、パックを手に入れる等のデッキ強化手段も序盤は限られているためマジで積んだのでは?と思い既プレイの友人に泣きつくと、ロボットのカードはゲーム開始時にエネルギーが1個でスタートし、ターンの開始時に最大値が1個ずつ追加され最大6個され、しかも毎ターン全回復するので使いやすいという事を聞き、獣や死のパックのオマケでついてきたロボットのカードをかき集めました。獣と死のカードは第1部でも使用していたので分かりやすかったのですが、魔法とロボットのカードはいきなり第2部から登場し説明もほとんど無いため使っていなかったのですがこれを機に使いました。魔法の方はモックスの概念がよく分からなかったので使わず、ロボットも導線がよく分からなかったのでそれは使いませんでした。

ロボットをデッキに入れてからは序盤は墓堀人やリスで耐久しつつエネルギーが溜まってきたら強いカードを出したり、序盤で出していたカードを生贄にして獣の強カードやこの弱いカードで耐久すると死のデッキに必要な骨もドンドン手に入るので一気に順調に進み始め、グリモラを倒すとレシーは置いておいてカード集めのためにロボットや魔法使いの大陸に進みました。

ロボットを主力にしていたためロボット側から進みました。この辺になるとだいぶカードゲームのセオリーが頭に入っていたので特に詰まることなく進みました。魔法使いのボスはこちらのカードの効果を勝手に書き換えてくるのですが、例えばガイコツの効果攻撃したら破壊されるというデメリットを上書きしてくれたので非常に戦いやすかったです。

そしてここらへんで第1部のオコジョはP-03、カメムシはグリモラ、隻眼のオオカミはマグニフィカスである事に気付きました。物語の先があまりに気になるあまり、スムーズに進行しすぎて謎解き部分は神殿の地下の墓への捧げ物が何かわからなかったり、菌学者の存在に気付かなかったり、隠し通路に気付かなかったりともう少し探索すれば良かったなと後から思いました。そして各エリアのボスを倒した後にゲーム世界中央の墓標?にてロボットのボスP-03と戦って相手が出してきた黒いカードを攻撃したら画面が暗転しまた次の舞台となりました。

 

第3部 P-03パート

次はまた3Dグラフィックに戻りましたが、腕が繋がれている人物がロボットのボスP-03とカードゲームをするという形です。またこのパートでも第1部と同じようにカードゲームから離れて周囲を探索したり謎解きが出来ます。今回は第1部とは違いローグライクではなくマップは行ったり来たり出来たり、お金を溜めてカードを強化出来ます。また第2部で主力として使っていたロボットデッキだったので進めやすかったです。制限時間内に攻撃を与えなければいけない場面も出てきますが、ダブルガンナー等複数攻撃できるカードで何とかギリギリ間に合いました。

マップもグラフィックは違いますが第2部と共通でありまずはレシーとグリモラのいる大陸に進みボス(ウーバーボット)を倒しました。ボス戦途中で本当の自分のPCのファイルを参照する展開が来た時はプレイヤーである私とゲームが繋がるDDLCと同じような高揚感を覚えました。これスイッチ等のパソコン以外では出来ないゲームですね‥‥。ファイルの年月が古いほど強力になるのですが、私のノートパソコンは今年の3月に買い替えたばかりだったので強力な効果が発揮できずに焦ってしまいました。

この第3部の私のカードのMVPは空き容器でしょう。各ボスを倒すと空き容器に機能を合計3つ追加出来るのですが、私は「マイティ・リープ」「針毛」「セントリー」を取り飛行でも突破できないし1マスこちらに寄ってきた時に攻撃できますし、攻撃されたらされたで1ダメージを与えられます。ロボットのデッキは序盤空き容器を使った耐久を求められるので非常に上手い事いったなと思います。

そしてゲームを進めるにつれ大いなる超越というのが、私たちのいる現実世界に「Inscryption」をアップロードするというのが分かります。作中ではギリギリで阻止されたようでしたがこうして私たちがSteamでゲームを購入しプレイ出来ているという事からするとP-03がゲームデータのアップロードに成功していたと考えて良いのかな‥‥と考えます。

P-03を始めとしてレシー・グリモラ・マグニフィカスなどの作中キャラは色々と衝撃の展開やそれぞれの思惑もありましたが、第1部の頃から自分のデッキで助けてくれたり、相対して戦っている内に不思議とキャラに愛着が湧いていました。そのため最後グリモラがゲームデータを削除し、データが削除されていく最中に各キャラと対戦し握手をして別れる展開には寂しいものがありました。

TCGを始めとしたカードゲームを全然知らない私が言うのもおかしな話ですが、私はTCGを交流ツールとして捉えています。自分が主にプレイしているRPGなどのデジタルゲーム等と違って他のプレイヤーがいないとそもそも成立しないゲームですから。

そのためこのゲームはただのカードゲームではなく、「カードゲームInscryption」という世界観全体(何なら現実世界を巻き込んで)を味わうゲームであったとの同時に、カードゲームを一緒にプレイして、そのプレイングやカード交換や対戦を通して、徐々にその相手の人格を背景を気持ちを知っていくというカードゲームの持つ交流ツールとしての根本的な楽しさというのを、シナリオとキャラクター・デザイン・グラフィック・質感の圧倒的な作り込みで表現しようとしていたのではないかと思います。

 

最後にInscryptionをプレイして本当に良かったと思います。カードゲームのルール自体は共通ですが手を変え品を変え次々に変わるゲーム内容に驚きつつ、10時間強ほどかかりましたが一切飽きることなくプレイ出来ました。カードゲームの経験が無くても、各カードの効果がややこしすぎず全体として分かりやすいルールだったのも続けられた要因の一つです。

クリアはしましたがOLD_DATAとは一体何だったのかという疑問が残ります。アメリカでは作中に出てきた場所に向かうとフロッピーが出てくるなどの現実拡張ゲームみたいな部分があり現実で進行していたようですし、

『Inscryption』をクリアした人のための攻略情報|上杉真人|ボードゲームデザイナー|note

この記事を見る限りイースターエッグはかなり隠されているようですが、ほとんど英語で良く分からないですし、個人的にはゲーム内の事柄の事は調べたり考察したりという気力はありますが、現実まで拡張されてゲームを解析するとかまでになるとそこまではいいかな‥‥という感じです。どうやらInscryption作者の過去作も関係してくるみたいですし、今後の作者の新作に期待かなと言う感じです。面白いゲームが出来て良かったです。