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ART-SCHOOL復活。「Just Kids .ep」発売に寄せて


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本日7月13日に「ART-SCHOOL」が4曲入りのEP「Just Kids .ep」をリリースした。2019年春から木下理樹の体調不良で活動休止しており、約4年ぶりの音源である。

今日一日繰り返し聴いていたが本当に素晴らしい。サウンドのコアは変わらずとも、より洗練されており、一曲目の「Just Kids」のイントロの時点でART-SCHOOLが帰ってきたと感じさせるに充分であった。

今作は「普段生活していて、どんなに酷いことがあっても、ART-SCHOOLはただ貴方達リスナーの側に寄り添うようにいるよっていう、そういう「想い」みたいな世界観を伝えたかったです。」と木下理樹が語るように、初期の頃の殺伐とした攻撃性は、すっかり鳴りを潜め、より優しく聴き手に寄り添うような世界観である。

例えば、「この夜はきっと きっといつか明けるだろう この傷はきっと きっといつか癒えるだろう」から始まる「ミスター・ロンリー」の一節は、一見ありふれたクリシェのようである。しかし、今まで事あるごとに「癒えない傷」と歌い続けてきた木下理樹だからこそ、より心に響いた。

「Just Kids .ep」は全体的に現在の木下理樹の心情がそのままパッケージされているような穏やかで柔らかいサウンドだった。

 

ART-SCHOOLは後にも先にも私の人生における一番好きなバンドだと思う。

木下理樹の表現する苦悩に満ちた内省的な歌詞、繊細で美しいサウンド。私の心の欠落にちょうど収まる楽曲達。 正直な話、私が今まで何とか騙し騙し生き永らえてきたのもART-SCHOOLのおかげといって過言ではない。

Love / HateやFloraあたりの印象で語られがちな彼らだが、今後も精力的に活動していくことを「Just Kids .ep」で証明してくれた。これからも一生追います。