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『すばらしきこのせかい』発売15周年、『新すばらしきこのせかい』発売1周年の記念紹介記事

本日7月27日は『すばらしきこのせかい』発売15周年、『新すばらしきこのせかい』発売1周年という事で、記念の記事を書いて少しでも宣伝をしていきたいと思う。

 

すばらしきこのせかいについて

すばらしきこのせかい』は2007年7月27日にニンテンドーDS用ソフトとして発売され、DSでしか味わえないゲーム体験や若者心理を表現したシナリオ等で人気を博した。次に『 キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス] 』にキャラクターが客演したり、その後スマートフォン向け用の『すばらしきこのせかい Solo Remix』が配信された。その後はしばらく動きが止まっていたが、2018年9月27日に操作性を一新し、新規シナリオ収録したNintendo Switch版『すばらしきこのせかい -Final Remix-』が発売された。

そして、2021年7月27日にファン待望の続編『新すばらしきこのせかい』が発売された。『新すばらしきこのせかい』は設定やキャラクターなどが地続きの続編のため、プレイする際には前作(追加シナリオが内容に関わるため、Nintendo Switch版がおすすめ)をプレイすることを推奨するが、Nintendo Switchを所持していなかったり、DS版はプレイしたので復習だけしたいという方には、2021年4月10日から全12話で放映された『すばらしきこのせかい The Animation』は前作の本編ストーリーに沿っているため視聴するのも良いかもしれない。

 

すばらしきこのせかい -Final Remix-』クリア感想

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すばらしきこのせかい -Final Remix-』のクリア感想記事(ネタバレ注意)

 

『新すばらしきこのせかい』紹介


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『新すばらしきこのせかい』は前作の発売から期間が空きすぎた影響もあるのか、待望の続編の割に売上自体は振るわなかったようだが、バトル・演出・グラフィック・シナリオと全てのレベルが高く非常に面白く満足できた。私個人としては去年プレイした数多くのゲームの中でもトップ5に入ると考えている。

すばらしきこのせかい -Final Remix-』本編とその後日談である「A NEW DAY」からゲーム内時間で3年後の渋谷が舞台となる。メインの登場人物は新しいキャラクター中心のため今作からでも楽しめると思うが、前述の通り前作をプレイしているとより一層感慨深いストーリー展開と演出である。

前作は2Dで表現された渋谷を舞台に、DSやスマートフォンNintendo Switchのタッチパネルを用いた独特のバトルシステムだったが、本作はNintendo Switch以外にもPS4やPCにも展開している以上タッチパネルを使用したシステムは難しい。

そのため3Dで再現された渋谷を舞台に、バトルはPS4版の場合コントローラーの、・△・R1・R2・L1・L2に攻撃手段であるバッジが割り振られる。本作は前作のように一人で複数のバッジを装備するのではなく、一人1バッジで最大6人パーティーのため6つのボタンを同時に操作し、アナログスティックで移動しつつ、×ボタンで敵の攻撃を回避し、シンクロゲージが溜まったら○ボタンで必殺技を使う。

バッジにはそれぞれクールタイムがあるので全てのボタンを一気に操作するという事は滅多にないが、それでも戦闘中は考えることが多く非常に手が忙しい。前作も戦闘システムがウリの一つだったが、今作もプレイヤーに今までプレイしたことの無いような感覚と、6人を同時に動かすという爽快感溢れるゲームプレイは一度は体験してほしい。

シナリオ面では前作のキャラクターと今作からのキャラクターが多くにいるにも関わらず、全員に見せ場を作りつつ、それで伏線を破綻せずに回収しシナリオをまとめており、お手本のような完璧な続編であり素晴らしかった。

『新すばらしきこのせかい』の特筆すべき点として、現代令和の空気の描写と人物造形が白眉で、14年前ではなく今だからこそのSNS依存やオタク、取り繕うことばかり上手い若者の苦悩・挫折・成長を掘り下げて描けており、ここまで"今"の解像度が高いゲームは中々無いだろうと感じた。

前作と違いパートナー制ではなくチーム制にしたからこそ、様々なキャラクターが入り乱れ、他のチーム同士との関係など、現代ならではのボーイミーツガール青春群像劇として非常に良かった。

このレベルの完成度のゲームが売れていないというのはあり得ないので、気になった方にはぜひ買って欲しいと思う。これからのシリーズの展開にも期待したい。