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昨日8月3日22時より『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』
冒険の舞台「パルデア地方」
舞台が自然豊かな広大な土地「パルデア地方」ということが明かされた。現実のスペイン・ポルトガルがモチーフとなっており、その文化や気候なども反映されると思われる。
主人公はバージョンによって名称が異なるオレンジアカデミー/グレープアカデミーのいずれかに所属して、宝探しをテーマに課外授業という形で「パルデア地方」をオープンワールドとして冒険する。
その課外授業は3つの大きなストーリーがあり、そのうち一つがポケモンシリーズお馴染みのジムバトルが存在する。従来通り8つのジムを巡り最終的にチャンピオンランクを目指すことが目標となる。ただ決められたルートはなく、プレイヤーの好きな順番にジムを訪れることが出来るようだ。
個人的には今までリニアなストーリー展開が特徴的だったポケモンシリーズがオープンワールド化すると、シナリオの密度がスカスカになってしまわないか心配であったが、大目標を3つ据えているということから期待しても良さそうだ。
ただやはりどの街、どのジムから行っても良いというオープンワールドだと製作側が見せたいストーリーの展開と、プレイヤーが体験するストーリーの展開が乖離しすぎてしまう恐れがあるので、個人的には冒険の合間にアカデミーに進捗を報告する展開を入れてシナリオをある程度は制御するのではないかと考えている。
移動手段としての伝説のポケモン
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では乗り物に変形する伝説のポケモンと冒険を共にすることが出来るようだ。従来のひでん技や近年のポケモンライドの要素も兼ねているようで、バージョン別の伝説のポケモン「コライドン/ミライドン」により名称は異なるがバイクのような姿に変形する「しっそうけいたい/ドライブモード」、水の中を進むことが出来る「ゆうえいけいたい/フロートモード」、高い場所から滑空し空を飛ぶことが出来る「かっくうけいたい/グライドモード」の存在が明かされている。SNSでは「コライドン」の一生懸命走ったり泳いだりする姿がツボの人が多くいるようだ。
移動手段として伝説のポケモンを入手できるようになると、今までのように終盤でゲットするのは冒険を進めるのに不便な部分が多いので、序盤~中盤あたりでゲットするも戦闘で使えるようになるのは終盤という形なのだろうかと思う。
新しく登場するポケモンたち
本作で新たに登場するポケモンも一部明かされた。フェアリー単タイプのこいぬポケモン「パピモッチ」、毒・地面タイプのどくうおポケモンで「ウパー」のリージョンフォームの姿、氷単タイプのりくくじらポケモン「ハルクジラ」が明かされた。この他にも「パルデア地方」で生息する様々なポケモンは存在する。「パピモッチ」かわいいねぇ‥‥。
ポケモンが光り輝く「テラスタル」現象
ポケモンが宝石のように光り輝く「テラスタル」現象。「パルデア地方」では全てポケモンがテラスタル出来る。過去シリーズでの「メガシンカ」「Zわざ」「ダイマックス」に相当するバトルの要素のようだ。
「テラスタル」は1度のバトルで1回だけ使用出来て、そのバトルが終わるまで継続する。ポケモンが「テラスタル」すると、ポケモンのタイプがそのポケモンが持つテラスタイプに変化する。これはポケモンごとにテラスタイプが違うようで、いわゆる「めざめるパワー」のように付与したいタイプになるまで厳選するということになりそうだ。元々のタイプと同じテラスタイプにして技の威力を高めたり、自身の弱点を埋められるテラスタイプにしたりと様々な戦略の駆け引きが生まれそうだ。
珍しいテラスタイプを持つポケモンを捕まえる手段として、他プレイヤーと協力する「テラレイドバトル」も用意されている。『ポケットモンスター ソード・シールド』には、ダイマックス用のポケモンを捕まえることの出来る「マックスレイドバトル」があったが、それに相当する要素のようだ。
以上が今回の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』