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『ソウルハッカーズ2』プレイ5時間時点でのインプレッション


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本日8月25日アトラスの「デビルサマナー」シリーズの新作『ソウルハッカーズ2』が発売された。重度のアトラスファンの私も早速購入して5時間ほどプレイを行った。現在は悪魔合体がようやく解禁されたあたりで、まだまだ序盤である。それを念頭に置いて現時点でのインプレッションを書いておきたい。

 

デビルサマナーソウルハッカーズとは

本作『ソウルハッカーズ2』を含む一連の「デビルサマナーシリーズ」のゲームは「真・女神転生シリーズ」の派生作品である1995年セガサターンより発売された『真・女神転生デビルサマナー』から始まっている。近未来が舞台で「真・女神転生シリーズ」にハードボイルドさをプラスした、いわゆる「探偵」や「退魔師」モノと思っていただければ良いと思う。1997年に本作の直接的な前作である『デビルサマナー ソウルハッカーズ』が発売された。その後10年程期間を空けて2006年に『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』、その続編の『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』が発売され、この度15年の時を超えてシリーズ新作が発売された。今までのシリーズで登場した組織「超國家機関ヤタガラス」「ファントムソサエティ」も登場し、今までのシリーズでは各組織が一堂に会したり、それぞれについての掘り下げはあまり無かったため、その掘り下げが行われるのだと思う。『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の数十年後の設定のようで、マダム銀子など懐かしいキャラクターが再登場するのも嬉しい。

 

バトルの歯ごたえ

バトルは『ペルソナ5』の革新的なUIを参考にしており、各コマンドが各ボタンに配置されている。非常に直感的でプレイヤーにとって分かりやすい。ターン制バトルであり敵味方が素早さ順に攻撃するのではなく、味方→敵→味方というように交互に行動する。バトルシステムはアトラスが今までにデザインしてきた「プレスターンバトル」・「1More/総攻撃」「EXTRA TURN」「セッション」などとは異なる「スタック/サバト」システムが用いられている。

ソウルハッカーズ2』は今までのシリーズとは違い仲魔をパーティーに加えることが出来ない。その代わりCOMPに装備という形で、バトル中人間キャラクターが装備した悪魔のスキルが使用できる(使用感はペルソナシリーズに近い)。「スタック」は弱点を突くとバトルの場に装備していた仲魔がスタックされ、味方のターンが終わった時点でスタックされていた悪魔が敵全体に一斉攻撃を行う。これを「サバト」といい、スタックされている仲魔の数で「サバト」の威力も変わってくる。

そのためバトルでは、例えば味方全体の体力が少なく回復しなければ次のターンで全滅するかもしれない。しかしここで弱点を突いてスタックさせておけば、「サバト」で敵を全滅させられるかもしれないなど「サバト」込みで敵を倒せるかどうかの駆け引きが生まれる。

現状ノーマル難易度で5時間プレイした時点ではダンジョンでまれに現れる「リスキーエネミー」以外は苦戦することはないが、今後歯ごたえのある敵も出てくることだろう。

 

世界観・シナリオ

5時間時点では、パーティーメンバーの「アロウ」「ミレディ」「サイゾー」を生き返らせ、いくつかサブクエストをこなした程度でまだまだ物語の序盤であるが、世界に5つ存在する「コヴェナント」という物質を追う・世界の終わりを阻止するという大目標が掲げられており、個人的にキャラクターの立たせ方・ストーリーの掴みは中々良い。

シリーズファンにとって馴染み深い「葛葉」という一族の存在も示唆され、その中でも「葛葉マンゲツ」という人物がストーリーに大きく関わるようだ。

真・女神転生シリーズ」といえばお馴染みの悪魔のライト/ダーク/ロウ/カオスの属性だが、元々「デビルサマナーシリーズ」は『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』以外はシナリオの分岐が無い。「デビルサマナーシリーズ」での位置づけとしては属性の偏った仲魔がいたら勧誘・召喚が出来なかったり、一部スキル効果に影響があったりというものだったが、本作は作中でも語られるようにライト/ダーク/ロウ/カオスの属性自体存在しない。

ストーリーやイベントで挿入される選択肢でソウルレベルを上げ、ソウルレベルによって徐々に解放されていく「ソウル・マトリクス」というパーティーメンバーの精神世界に潜り、各キャラクターの過去を垣間見るという「ビジョンクエスト」という要素もある。「ビジョンクエスト」は前作『デビルサマナー ソウルハッカーズ』でも存在しており、特定の人物の過去を追体験できるというシステムだったが、本作の「ビジョンクエスト」は「ペルソナシリーズ」のコミュ/コープに相当し、パーティーメンバーとの絆を深めるという役割がありそうだ。

 

現時点で気になる点

本作は同エリア内でのファストトラベル時やバトル開始時にはほぼロード時間を感じないが、各エリアに入る際に10秒程度の長めのロードが入る。その際はストーリーの確認やTIPSが表示されるが、スペックは十分であろうPS5であるにも関わらず長めのロードが挟まるのは少し気になった。

 

 

以上、5時間時点での感想である。『ソウルハッカーズ2』はシリーズ作とは毛色が違うこともあり、発売前からコレジャナイと言われていたが、まずは自らプレイしてどう感じるのか確かめて欲しいと思う。ノリとしては開発スタッフが共通する『幻影異聞録♯FE』に似ていると感じる。私個人としては「デビルサマナーシリーズ」の片鱗は少なからず感じられ楽しめている。